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レンズ越しに見るビューティー
女子2人のルームシェアひとコママンガ
調査からみえる化粧意識
古今東西のよそおいの文化を紹介
日本の結髪文化の変遷
古代から現代までの化粧の歴史
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2021.02.04
sakuan izumi
日本では古くから、生まれたときに生えていた髪「胎髪(たいはつ)」を剃り、男女とも数年間は髪を伸ばさずにいる習慣がありました。2~3歳頃になると、髪を伸ばし始める祝いの儀式「髪置(かみおき)」を行いました。子ども特有の髪型として、頭頂部の毛を残す「芥子(けし)」(「けしぼう」「けしぼん」とも)や、後頭部の髪を残す「盆の窪(ぼんのくぼ)」(「権兵衛」「八兵衛」とも)などがありました。
もっと知りたい日本髪
江戸時代、女性の洗髪は月に1~2回でした。しかも半日がかりの大仕事。日常的に髪を洗える現代とは違い、まるでイベントのようですね。
2021.02.25
日本の化粧文化史
江戸時代は1603年の江戸幕府樹立から1868年の江戸城明け渡しまでの265年間もの長い期間にわたっています。そしてこの間に日本の伝統的なよそおいは完成されていったのです。平和が続き社会にも生活にもゆとりある時代のなかで、着物に帯の服装、髪を結い上げ櫛や簪で飾る日本髪、白粉、紅、眉墨などでメークアップした化粧の美しさを多くの女性が競い、楽しみ、そして日本独自の様式美を完成しています。化粧文化の変遷を江戸時代前期から順に見ていきます。
2021.02.22
普段のヘアスタイルはゆるふわに、どこか無雑作に崩すのがトレンド。けれども、着物の時はシャンと結い上げた髪が"粋"に思えます。
2019.11.28